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翌朝。
目覚めると、周りはほとんどが県外ナンバーの車だった。
釣り具もカタログのトップに紹介されているような、そんなモデルが標準のようだ。
やっぱ場違いだよな、と。
そんな中、大会のスタート順を引くくじ引きが行われた。
この順番で早い者勝ちで、自分の好きな釣り場に歩いていけるということのようだ。
ひいた番号は「21」かなり最初のほうだ。
こんなしょぼい装備のヤツが21番でいいのかと思いながら、準備にあたる。
もちろん、振り出し竿をもって。
「ほう、振り出し竿か、珍しい・・・(笑)」的なことをマジで通りすがりの選手に言われながら。
だ、だれか。
僕に並継ぎのキススペシャルくれません?笑
※ちなみに各社、投げ用のいいモデル
(何を持っていいとするかは人によると思うが、エンスー的な)は
みな、並継ぎを採用しているのだ!
振り出しの利点はその携帯性、並継ぎの利点は簡素性にあると思う。
よ、予備でも貸してもらえませんか?よっぽど、そう言おうかとも考えたが。
始まってしまったものはしかたない。
スタートの合図とともに力強く投げる。場所は砂浜にある川の流れ込みを選択した。
100、90、80・・・ ラインの色で残り何メートルか判断する。
当たりはまだない。
ココンッ。
岸近くになって小さなアタリがあり、合わせを入れてそのまま寄せてくることにした。
ついてくれているか不安だ。
こうしてリールを巻いている時間はかなり長く感じる。
それから、波打ち際に上げる瞬間。魚が眼に見える瞬間であると同時に、
波で魚が引っ張られ針から外れてしまう時があり、緊張の一瞬だ。
だが、今回はうまくつれてくれた。
小さいが、確かにシロギスだ。とりあえず、ボウズは逃れた。
その後も岸近くを連続して攻める。
アタリは多くあるのだが、乗っていないことも多い。
ポツリポツリと小さいやつが上がってくるところを見ると
ほんとに小さいやつだったのかもしれない。
針のサイズを落としてみたかったが、手持ちがなく次回への反省点となった。
そうこうしているうちに設定しておいた携帯のアラームがなる。時間が来たようだ。
指定時間まで検量場所に戻らなくてはならない。
砂浜歩くのって結構たいへん。
結果から言えば2回戦には当然進むことができなかった。
遊狩漁部的には、出場することに意義があるって感じだったか。
検量の結果は102グラムだった。ボーダーが220グラム程度だったらしいので倍必要だった計算。
優勝した方は、1回戦、2回戦ともにトップだった。針は4号か5号で、やはり岸近くを攻めていたらしい。
ほんの3時間弱の釣りだったが、隣で釣りをしていた方や、
表彰台に上がる人の釣りがどんなものなのか見て聞いてすごく有意義なものになった。
また逆に、小さな針を使って、言ってしまえばシロギスの幼魚を
もっていく釣り方は(僕自身もそうだが)、保護の観点から考えた時にどうなのだろうかと疑問にも思った。
ただ、また参加したいかと聞かれれば、もう一度振り出し竿で参加してやろうというはずだ笑。
ぜひ、他の部員とも機会があれば参加してみたいと思う。
表彰式のあと、お楽しみ抽選会があり、ちゃっかり入浴剤をゲットした。
疲れをいやせということか?
それより並継を・・・なんて考えながら帰路に着き、夜は友人とうまいキスを食べることになった。
この日の釣り道具データ
釣り竿: SZM surfforce 25-390 振り出し竿!繰り返す、振り出し竿である。
リール: shimano チタノスエアロ 5000
ライン: shimano powerpro 1.0号 力糸使用
オモリ: 海草片テンビン 25号
仕掛け: 市販一般 針 秋田狐8号
エサ : イシゴカイ(ジャリメ)