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福井県立大学小浜キャンパス遊狩漁部部室で飼育中の魚の紹介を中心に、その他水槽や部室の様子について気まぐれに報告していきます。
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前回は、サクラマス狙いでウグイが釣れた話でした。
予定通り「若狭・小浜河川での遊漁について」をお送りします。
※今回の情報は平成23年度のものを参考にしています。ご注意ください。
  なおかつ自己責任で。

サクラマスに挑戦してみたくなった僕は、ふと思います。
あれ、遊漁券どうすんだ、と。

みなさんは遊漁券というものをご存知でしょうか。
渓流に入って釣りをする人はよく知っておられるかと思いますが、いわゆる普通の川で
コイやフナををする人はあまり意識しないのではないでしょうか。
実は、河川や湖沼で釣りをする際に、そこを管理する漁業協同組合にお金を払って
釣りをしなければならない場合があります。
その見返りにもらえるのが釣りの許可状、つまりは遊漁券です。
釣りの対象魚によって設定されている場合が多く、その設定基準には放流事業や
魚自体の価値などが関連してきます。
ウグイ1匹よりヤマメ1匹の方が断然、価値がありそうですよね笑。

これは僕の勝手なイメージですが、雑魚として遊漁が設定されているところでもウグイやコイ、ナマズ、フナなんかを狙って釣りをするような場所ではあまり漁協の方も関心を持ってちゃんとお金はらいなさい
みたいなことにはならないと思います。
ですが、対象魚が渓流魚(必然的に場所が上流のほうへ)やアユになってくるとほぼ遊魚券は必須な場合がほとんどではないでしょうか。
ちゃんと遊漁券を持っているかどうか確認するために監視員の方もよく見回りに来ますし、資源保護や回復に努力しているところもありますので、きちんとおさえておきたいポイントです。

さて、ここから本題。
サクラマス=降海型のヤマメですので、遊漁券は必要だろうと考えました。
しかし・・・、取り扱っているお店がわからない。
そんな感じですごしていたある日、偶然立ち寄った釣具店に
「山女、あまご遊漁券あります」の張り紙が。
銀行でお金下ろして、次の日に買ってきました。
そのときに若狭河川遊漁マップをいただきましたので、抜粋して情報を載せておきます。


あまご・ヤマメ解禁 2月1日~8月31日

遊漁料 あまご、やまめ、こい、ふな、おいかわ 日券2000円 年券4000円

場所 南川・北川共通

魚種の採捕制限 あまご・ヤマメ 10cm以下 こい20cm以下 ふな5cm以下

年間禁漁区が存在するので要確認 例 北川・高塚上流の堰堤上流100m下流200m


小浜市内の釣具店ならばたいていのところで遊漁券は販売しているようです。

しかし、前回のブログからずいぶんと時間がたってしまいましたね。
相変わらずサクラマスは釣れていませんが川で釣った人の話も聞きますし、海で偶然釣れた場面に出くわした時もありましたので、まったくチャンスがないわけではないようです。

釣れたと報告できるのはいつになるのでしょうか。・・・来年?


次回は「恐怖、振り出し竿の呪い」というタイトルでお送りしたいと思います。

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